不溶性食物繊維と水溶性食物繊維。乳酸菌とオリゴ糖。
【注目記事】人気の「善玉菌のチカラ」。実際に試したリアルな口コミ。 【人気記事】自分にぴったりの便秘解消法を考えよう。不溶性食物繊維と水溶性食物繊維
便秘と食事は大きな関係があります。私は食事を改善したおかげで、なんとなく腸の動きも回復したような気がします。腸の機能を整え、排便力を高めるための食材を積極的に摂るためにはどうしたらよいしょう。
まず、自分の食生活を正しく見直すことから始めましょう。食生活の問題は自分ではなかなかわかりません。私は癌になって、初めて食事指導を受けましたが、何が体に良いのか、どのように改善すればよいのかをアドバイスしてもらって、あらためて食事について考えるようになりました。時間がなかったり、面倒だったりと、食事をおろそかにしてしまうことがあったと反省しました。自分の身体のために食事はほんとうに大事です。
まずは、食物繊維です。「便秘には食物繊維がいい」と、ほとんどの方は知っているでしょう。でも、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維なんて分かりませんでした。
不溶性食物繊維:しめじ・えのき・しいたけ等のきのこ類。わかめ・ひじき等の海藻類。
水に溶けない性質の食物繊維です。腸内で便のかさを増やし腸を刺激して排便を促します。
水溶性食物繊維:ごぼう等の根菜類やいも類。キャベツ・ほうれん草等の葉野菜。
水に溶ける性質の食物繊維です。水分の吸収をうながし、便をやわらかくする働きがあります。
これらを積極的に取り入れましょう。
1日に摂りたい食物繊維の量は20g
1日に摂りたい食物繊維の量は20gと言われます。この量は食物繊維を多く含む食品を、しっかり食べないとなかなか摂れないことに気が付きます。ちょっと今日は足りないと思ったら、ファイバードリンクや食物繊維のサプリメントで補うのもいいかもしれません。シリアルを食べるのも、簡単でいいですね。私がいま飲んでいるファイバードリンクは、近所のスーパーで1つ55円とお手頃価格で売っています。あと一つ、ゴボウのスープです。おいしいゴボウのスープは食物繊維が1袋で3.4g含まれています。こちらも近くのスーパーで見つけ、3袋入りで108円です。
植物性乳酸菌とオリゴ糖
乳酸菌といえば、ヨーグルトですね。乳酸菌でも動物性が、チーズ・ヨーグルトなど動物由来のもの。植物性が、味噌やしょうゆ・納豆・ぬか漬けやキムチなど、植物由来の発酵食品に含まれるもの。生きたまま大腸に届きやすいのが特徴です。植物性乳酸菌の飲み物も販売されていて、手軽に飲めて便利です。漬物などは塩分の摂りすぎに注意ですが、動物性も乳脂肪の量に気をつけて、大いに活用しましょう。
オリゴ糖にはビフィズス菌を増やす働きをします。オリゴ糖として売っているものもありますが、はちみつにもオリゴ糖が含まれています。乳酸菌が豊富なヨーグルトは、単独でも腸に良い食べ物ですが、オリゴ糖で甘みを加えれば、さらに効果が上がります。ヨーグルトにはお砂糖より、はつみつですね。オリゴ糖は腸内の善玉菌であるビフィズス菌のエサとなりますし、人間の消化酵素では消化されにくく、大腸まで届くということです。お砂糖をはちみつに変えるだけですから簡単ですね。
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