*

適切に使えば、下剤も有効…。

【注目記事】人気の「善玉菌のチカラ」。実際に試したリアルな口コミ。

【人気記事】自分にぴったりの便秘解消法を考えよう。

便秘のタイプによって使い分ける

下剤を乱用するのはいけませんが、下剤そのものがいけないというのではありません。使い方がとても大事で、便がどうしても出ない場合に排便を手助けするには有効ですので、使ってみるのもよいでしょう。
市販の下剤を間違って使い続けてはいけません。逆に悪化してしまう場合があります。自分の状態に応じて、副作用の少ないものを選びましょう。
24

刺激性下剤=(大腸刺激性下剤と小腸刺激性下剤)

●大腸刺激性下剤
市販の下剤のほとんどがこのタイプ。大腸に刺激を与え、ぜん動運動を起こさせて便を出す。
長期間使用すると機能低下を招く。
●小腸刺激性下剤
小腸に刺激を与えるタイプ。ひまし油などと似た働き。
大腸刺激性に比べて副作用が少ない。

機械性下剤=(塩類下剤・糖類下剤・緊張性下剤・浸潤性下剤)

●塩類下剤
便の浸透圧を上げ、便の水分が吸収されるのを抑え、便を柔らかくして排出させる。
副作用が少ないが、腎臓病の方は使用できない。
●糖類下剤
胃や腸で吸収されにくい糖類が主成分。腸内の水分を増やして便を柔らかくする。
副作用が少なく、子供の便秘にも用いられる。
●膨張性下剤
水分を吸収して便のかさを増やし、柔らかくする。(寒天やふすまなどを含む)
お腹が張るなどの副作用が出る場合がある。
●浸潤性下剤
便に薬の成分が浸潤して、便を柔らかくする働きがある。
副作用は少ない。
参考元: 松生恒夫著「ひどい便秘の治し方」より

下剤が効かない人は、医療機関へ。

腸の働きを取り戻すには、自己判断で下剤を使わないことです。間違った使い方をしないように医療機関を受診しましょう。医師は患者さんの状態に応じて、適切な診断をしてくれます。下剤依存になっている方は、市販の下剤で排便するくせがついていますから、医師の指導を受けると良いですよ。

スポンサーリンク


【注目記事】人気の「善玉菌のチカラ」。実際に試したリアルな口コミ。

【人気記事】自分にぴったりの便秘解消法を考えよう。

関連記事

善玉菌を増やす…食物繊維とオリゴ糖 

善玉菌のエサとなる、食物繊維とオリゴ糖は3食必ず摂りましょう。 便秘には食物繊維! とよく言わ

記事を読む

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維。乳酸菌とオリゴ糖。

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維 便秘と食事は大きな関係があります。私は食事を改善したおかげで、

記事を読む

老化防止と寿命をのばすHappy遺伝子。日野原重明先生の食習慣。

104歳になられる日野原重明先生の食習慣。 聖路加病院の日野原重明先生をご存知でしょうか。今も

記事を読む

食べないダイエットが失敗するわけ。

食べないダイエットが失敗するわけ。 痩せるためにご飯を食べない。食事の量を極端に減らすと、そも

記事を読む

動物性乳酸菌。生きたまま大腸に届かなくても頑張っている。

  主な乳酸菌の種類 乳酸菌は酸性の環境をつくるため、酸に弱い大腸菌や病原菌の繁殖を抑

記事を読む

便秘が治ると…、冷え性・肌荒れも改善。

腸がキレイになると、肌も若返る。 肌荒れは、とても憂鬱になりますね。便秘が続くと血液中の毒素が

記事を読む

腸内細菌のバランスを整えよう。

美しい便はデトックスの原点。腸内のバランスを整えよう。 いつまでも便を腸内に溜めておくと腐敗が

記事を読む

便秘解消の食事は、健康になるための食事療法!

腸が元気なら、身体も健康 私は、10年以上ずっと下剤に依存してきましたから、何とか自然なお通じ

記事を読む

弛緩性便秘、直腸性便秘、ストレス性便秘。

女性の二人に一人は便秘の症状 何日も出ない。なかなか出ない。毎日出るのにスッキリしない。お腹が

記事を読む

便秘には、水分・食物繊維・乳酸菌…何がいいかは皆知っている。

水分・食物繊維・乳酸菌…何がいいかは皆知っている。 これだけネットで何でも情報が検索できる時代

記事を読む

動物性乳酸菌。生きたまま大腸に届かなくても頑張っている。

  主な乳酸菌の種類 乳酸菌は酸性の環境をつくるため、酸

便秘には毎日1個のアボカドで、自然なお通じ。

ダイエットを機に便秘 31歳の専業主婦です。私はもともと快便体質

急性の下痢と慢性の下痢…。対応と食事。

。 下痢の症状は便秘と逆? 確かに、下痢の症状は便秘と逆ですが、下

便秘が治ると…、冷え性・肌荒れも改善。

腸がキレイになると、肌も若返る。 肌荒れは、とても憂鬱になります

便秘には、水分・食物繊維・乳酸菌…何がいいかは皆知っている。

水分・食物繊維・乳酸菌…何がいいかは皆知っている。 これだけネッ

→もっと見る

PAGE TOP ↑