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急性の下痢と慢性の下痢…。対応と食事。

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下痢の症状は便秘と逆?

確かに、下痢の症状は便秘と逆ですが、下痢の原因や対応は便秘と重なることがたくさんあります。
下痢をすると…、
1.腸から多量の水分が分泌される。
2.大腸のぜん動運動が活発になって、水分を吸収しないまま排泄されてしまう。
3.小腸の消化吸収機能が働かないため、しょうかされないまま大腸に送られる。
という状況になります。
下痢の原因は生活習慣にかかわるものが多いので、便秘の場合と同じような食生活・生活習慣の改善をすると慢性下痢も治ります。ただし、細菌やウィルスなど病原体に感染しておこる感染症下痢(下痢の症状がひどく発熱を伴う場合など)は病院へ行くことをお勧めします。

急性下痢の対応

下痢全般に言える事ですが、水分補給を心掛けて、腸への刺激を避けながら栄養を摂ることが大事です。急性の下痢は、特に下痢と嘔吐の両方の症状が出て、体内の水分が失われるので、水分補給を第一に考えます。
果物に含まれるペクチンには水分を吸収して便を適度に固める働きがありますので、下痢が少し落ち着いてきたら、リンゴやバナナなどの果物をすりおろしたり、やわらかくしたりして食べます。果物でも、柑橘系は酸味成分が腸を刺激するので下痢が治ってからにしましょう。冷たい飲み物やアルコール、香辛料なども刺激が強いので避けます。1回の食事量を少なくして、1日5~6回とこまめに食べるといいようです。

慢性下痢の対応

急性便秘と同じように、水分は積極的にとりますが、冷たい牛乳は刺激が強いので避けます。ヨーグルトはOKです。下痢が続くと栄養を補給しなければいけないので、消化が良く栄養価の高い食品を、よく噛んで食べましょう。主食は柔らかいご飯やうどん、白いパンが消化がいいです。たんぱく質も脂肪が少なく消化の良い、白身魚や卵、鶏のささみや胸肉を摂ります。豆腐や納豆もいいですね。
便秘もつらいですが、下痢もつらい! やはり、腸内環境を良くするために、毎日の食生活や生活習慣は、積み重ねることが大事だという事がよくわかります。「快食・快眠・快便」と言いますが、健康な生活はハッピーですね。

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