離乳食を始めたころの赤ちゃんの便秘。子どもの便秘を予防するには。
【注目記事】人気の「善玉菌のチカラ」。実際に試したリアルな口コミ。 【人気記事】自分にぴったりの便秘解消法を考えよう。子供の便秘は昔より増えている?
運動は腸を活性化するので、外で活発に遊ぶことが減った現代っ子や、食生活が欧米化したことによって、便秘の子供さんは増えているように思います。お母さんは子供さんの便秘を見過ごさないように、ときどき排便チェックをしましょう。コロコロ便になっていないか、排便時にひどくいきんでいないかなどです。
離乳食を 始めた頃と、トイレトレーニングの頃に便秘になりやすい。
原因がはっきりしない便秘も多いようですが、離乳食を始めた5~6ヶ月ころに便秘になる原因は、ミルクや母乳不足の場合があります。赤ちゃんが、少しの離乳食でもお腹がいっぱいになった気がして、ミルクや母乳を飲まなくなることがあるためです。また、トイレトレーニングの時期は、失敗したときお母さんから怒られるのが嫌で、排便を我慢してしまう子供さんもいるようです。さらに我慢をつづけていると、便が溜まることに慣れてしまい、便意が起きにくくなります。そうすると、溜まった便が硬くなって、排便時に痛くて我慢してしまうという、悪循環になってしまいます。
「すっきりうんちBOOK」の日誌を活用しよう。
お子さんの排便日誌を記録するとよいでしょう。NPO法人日本トイレ研究所の「すっきりうんちBOOK」に日誌のひな型が掲載されていて、http://www.toilet.or.jp/health/q_and_a.html からダウンロードできますので、活用してみてください。
1歳未満の赤ちゃんの便秘には。
赤ちゃんの便秘には、綿棒の先にベビーオイルをつけて滑りやすくしてから、肛門に1cm位入れて、肛門の淵の内側をゆっくり2~3周すると、刺激されて、溜まった便が出やすくなります。
子供の便秘の予防するには。
やはり予防策は大人と同じで、早寝・早起きや規則正しい食事。そして適度な運動です。食事では、豆類・根菜類・海藻などの食物繊維をたっぷり食べることと、ヨーグルト・納豆などの発酵食品。麦や玄米などの雑穀類など、バランスのとれた食事が大事です。
それでも便秘の状態が続くようでしたら、小児科を受診しましょう。
スポンサーリンク
関連記事
-
適切に使えば、下剤も有効…。
便秘のタイプによって使い分ける 下剤を乱用するのはいけませんが、下剤そのものがいけないというのでは
-
便秘解消の食事は、健康になるための食事療法!
腸が元気なら、身体も健康 私は、10年以上ずっと下剤に依存してきましたから、何とか自然なお通じ
-
急性の下痢と慢性の下痢…。対応と食事。
。 下痢の症状は便秘と逆? 確かに、下痢の症状は便秘と逆ですが、下痢の原因や対応は便秘と重なるこ
-
弛緩性便秘(ちかんせいべんぴ)と、直腸性便秘
大腸の動きを活発化して、弛緩性便秘を解消しよう 常習性便秘のうち、弛緩性便秘は腸管の緊張が低下
-
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維。乳酸菌とオリゴ糖。
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維 便秘と食事は大きな関係があります。私は食事を改善したおかげで、
-
お母さんの腸内環境が、子供の健康や寿命に影響する?
お母さんの胎内にいるときに、腸内細菌をもらって生まれてきます 便は健康のサインと言われます。と
-
大腸の健康は腸内細菌で決まる。
全身の免疫機能の約60%が腸に集中 便秘になると、免疫力が落ちたりします。便秘になるかならない
-
動物性乳酸菌。生きたまま大腸に届かなくても頑張っている。
主な乳酸菌の種類 乳酸菌は酸性の環境をつくるため、酸に弱い大腸菌や病原菌の繁殖を抑
-
便秘が治ると…、冷え性・肌荒れも改善。
腸がキレイになると、肌も若返る。 肌荒れは、とても憂鬱になりますね。便秘が続くと血液中の毒素が
-
善玉菌を増やす…食物繊維とオリゴ糖
善玉菌のエサとなる、食物繊維とオリゴ糖は3食必ず摂りましょう。 便秘には食物繊維! とよく言わ